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<早川りさこさんの御紹介> by 管理人 「家にハープがあったから」という、ユニークな理由でハープを弾き始める。 指揮者(早川正昭氏)とハーピストの両親の下、生まれる前から音楽にふれていた。はじめはピアノを習わされるが、練習を逃れる口実で「ハープをやりたい」と言ったのがきっかけで、ハープの道に進む。天性の才能と努力で腕をあげ、日本ハープコンクールで優勝したのを皮切りに、福井音楽賞コンクール(現代曲のハープコンクール)、アルピスタ・ルドヴィコ・スペイン国際ハープコンクールで優勝するなど、目覚しい活躍をみせている。 チャレンジ精神旺盛で、一時はロックバンドと共演して、ロックンローラーの道にも進みかけたらしい。今もクラシック演奏だけでなく、編曲、現代曲の演奏、数々のハープ曲の本邦初演活動等、多彩な活動を展開している。フルート、チェロ、ヴァイオリン、オーボエ、トロンボーン、声楽等々、様々な楽器との共演も積極的に行い、ハープと他の音色の組合せを追求することにも意欲的である。 NHK交響楽団をはじめ、様々なオーケストラのハーピストを務めることも多く、テレビで放映されるN響公演でハープを弾いているのは、たいてい彼女である。(2001年からはN響正式団員として大活躍中) 以前、錦織健氏とともに宮中に招かれ演奏したいう、「宮廷音楽家」でもある。(皇后陛下は音楽がお好きで、御自身もハープを演奏される。) 美しい演奏だけでなく、ステージでの親しみやすい語り口とスマイルは、コンサート会場に訪れた人々を魅了してやまない。 <公式プロフィール> 東京芸術大学付属高校を経て、東京芸術大学に学ぶ。卒業後、米国へ留学。 <第3回日本ハープコンクール>で優勝後、サンフランシスコのハープフェスティバルに招かれ、招待演奏を行う。 東京文化会館にて文化庁助成によりデビュー・リサイタルを開催、 また<第2回アルピスタ・ルドヴィコ・スペイン国際ハープコンクール>で優勝 など、極めて注目される成績を残してきた。 2001年よりパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)で、ウィーンフィルのメンバーとともに講師として指導、演奏を行う。 2001年7月、NHK交響楽団入団。 2000年、2001年には小澤征爾氏率いるサイトウキネンオーケストラのマーラー演奏会シリーズ、レコーディング、アメリカ演奏旅行に参加し、その後もたびたび出演している。 2005年、7月霧島国際音楽祭では、フルートのエミリー・バイノン(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席)、ティモシー・ハッチンス(モントリオール交響楽団首席)らと室内楽を共演した。 これまでに国内の数々の主要なオーケストラにソリストとして招かれ、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、群馬交響楽団、等との共演で活動の場を広げる。 1999年には、NHK交響楽団のシリーズ、ミュージック・トゥモローにおいて、フルート工藤重典氏と、リーバーマン「フルートとハープの為の協奏曲」を日本初演する(指揮:秋山和慶)。2005年の同シリーズに再びソリストとして出演し、国枝春恵作曲のソプラノとハープの為の協奏曲、「Peace on Earth」を世界初演する(指揮 タンドゥン、ソプラノ 佐竹由美)。 2004年のN響のオーチャード定期では、ワルベルク氏の指揮で、フルート工藤重典氏とモーツァルトの「フルートとハープの為の協奏曲」を演奏。 他に、ヒンデミット「木管楽器、ハープとオーケストラのための協奏曲」やアルウィン「ハープ協奏曲」の日本初演を行う。 2013年には中国の気鋭の作曲家タン・ドゥン氏の新作「13のマイクロフィルムとハープの為の協奏曲」を作曲者自身の指揮で世界初演した。 (この作品はNHK交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の委嘱作品である) 現在、東京芸術大学附属高校及び東京芸術大学、国立音楽大学にて後進の指導にもあたっている。 ハープをヨセフ・モルナール、桑島すみれ、井上久美子、スーザン・マクドナルドの各氏に、また室内楽を金昌国、大川内弘、篠崎史子の各氏に師事。 |