デビューの頃 写真館索引に戻る
早川さんのデビュー・リサイタルは1993年演連コンサート(東京文化会館小ホール)でした。
梅雨の大雨の日で、会場は超満員の聴衆の熱気とあいまって、湿度急上昇。弦が切れるというハプニングにもめげず、堂々のリサイタルでした。プログラムも大変意欲的で、フォーレ:即興曲、グランジャニー:組曲「子供の時間」、サラス:古代ユダヤの聖歌による8つのヴァリエーション、ポッセ:ベニスの謝肉祭、ラヴェル:序奏とアレグロ、ヒンデミット:ソナタと充実していました。
この頃は、名前を「利佐子」と漢字で書いていました。
デビューコンサートプログラムの掲載写真です。
おなじみの「りさちゃんスマイル」。
デビューコンサートの前年、東京都の唯一の山村、檜原村のレストランで行われたコンサートです。プロデュース&共演はソプラノ歌手の羽鳥典子さん。

撮影:檜原村フジの森交流紙「風のたより」編集長小澤一雄氏
檜原村には公益信託富士フィルム・グリーンファンドの助成による交流施設「フジの森」があり、毎年クラシックコンサートやジャズコンサートが活発に行われています。
前夜のレストランコンサートの翌日は、この「フジの森」でのコンサートでした。
写真はリハーサル風景。早川さんの芸大同窓生立住若菜さん(フルート)、同じく植草ひろみさん(チェロ)との息の合った演奏です。
今では3人ともプロの演奏家として大活躍しています。

撮影:檜原村フジの森交流紙「風のたより」編集長小澤一雄氏
埼玉県草加市のハープフェスティバルの折の1枚。
草加市は毎年秋に、世界ハープフェスティバルを開催しています。日本のハープ振興のために尽力を続けられているヨーセフ・モルナール先生が総監督を務められている権威あるフェスティバルです。この時期は世界中から名だたるハーピストが草加にやってきて、演奏を聴かせてくれます。
早川さんもかつて、ここで行われた日本ハープコンクールで優勝しています。

TVドラマの中でハープを弾いたこともありました。

NHK「東京国盗り物語」より
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