2004/10/31秋のドビュッシー
〜ハープ、フルート、ヴィオラによるフランス音楽の調べ〜

(撮影:宮崎隆)
写真館へ戻る
リハーサル風景。
会場はミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションの地下ホール。

共演の立住若菜さん(フルート)は早川さんの芸大同窓生,、谷口真弓さん(ヴィオラ)は芸大の後輩という芸大トリオの出演です。
谷口さんはN響の同僚でもあります。
周囲の壁には銅版画家浜口陽三さんをはじめとする作品が飾られ、音楽と美術が融合した時空間を生み出しています。
曲はドビュッシーの名曲「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」
早川・立住デュオでアンドレの「聖堂の入り口」。

この曲は聖堂の中へ入れない「悪しき者たち」が入り口にたむろし、やがて走り去って行く(おそらく私達一般の人間が生活する街の雑踏の中へ)様子を描写した現代曲です。
ハーピストは「悪」の描写のためにハープを叩いたり、こすったり、鉛筆で音を立てたり、普段は絶対にやらないノイズ奏法をやったりと、色々なことをやります。
負けじ(?)と、フルートも、嗚呼あんなことを(見てのお楽しみ)。
このページの先頭に戻る
inserted by FC2 system