Harp Project 21 第6回 イギリス紀行
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久しぶりのハーププロジェクトです。今回はイギリスもの。イギリスはハープの歴史に深く関わっており、名曲も沢山あります。
今回ゲストの辻裕久さんはテノールの歌い手で、ブリテンのハープ歌曲を聴かせてくれます。
<企画の意図> (ご案内のチラシより)
ハープは、古くて新しい楽器です。歴史のうえでその原形が登場したのは紀元前の太古ですが、現在の性能をもつ楽器が造られたのは、およそ200年前のことです。

 それ以来、さまざまな作曲家がこのハープのための音楽を作ってきました。そのうちには、真の名曲と呼べる作品が数多くあります。しかし、ピアノやヴァイオリンの音楽と違って、すぐれた作品に、それにふさわしいだけの演奏の機会が与えられているとは、かならずしも言えません。一般の音楽愛好家のかたがたに限らず、ハープを専門として学んでいる学生までふくめて考えても、この楽器のための貴重な名曲の多くが忘れ去られる危機をむかえているようです。

 このような状況にあたって、20世紀末までの世界のハープ音楽をふりかえり、次の時代へ引き継ぐべき豊かな遺産を整理し、それにふさわしい充実した演奏でご紹介して行きたいと考え、この会を企画いたしました。

プログラム
トマス
John THOMAS 1826-1913
小麦畑を見つめて
Watcing the Wheat
パリッシュアルヴァーズ
Elias PARISH ALVARS 1808-1849
「ラマムのルチア」による幻想曲
Fantasia on Lucia di Lammermoor,op.79
ロマンス
Romances,op.posth.
ブリテン
Benjamin BRITTEN 1913-1976
組曲
Suite,op.83
聖ナルキススの死
The Death of Saint Narcissus for tenor and harp,op.89
誕生日の贈り物
A Birthday Hansel for high voice and harp,op.92
民謡集
Folk Song Arrangements for high voice and harp


前回までの内容と次回の予定
第1回 20世紀の名曲を21世紀へ(2001年春)
第2回 フランス三昧 第一夜(2002年春)
第3回 フランス三昧 第二夜(2002年秋)
第4回 十九世紀のハープの名手たち(2003年秋)
第5回 ハープ音楽の宝庫オランダに光をあてて(2005年春)
次回の予定
第7回 幻想と神秘 ロシアのロマン(2008年秋)




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